クアーズフィールド。コロラド・ロッキーズの本拠地だ。ロケーションは、デンバーのダウンタウンから歩いても15分と非常に便利である。
クアーズフィールドといえば、野茂のノーヒットノーランを思い出す。
その時のことで記憶にあるのは、球場の標高が高く、ボールが飛ぶため、ノーヒットノーランが最も難しい球場・・・ということ。
標高が1マイルの所にあることから、別名マイル・ハイ・スタジアムと呼ばれるらしい。
今、その球場に向っていると思うと、なんだか感慨深い。
そんなことを思いながら歩いていると、球場らしいものが見えてきた。レンガ造りである。
お~!かっこいい。
思わず、声を上げてしまったほど、球場の外はレンガの茶色でビシっと決まっている。
球場の外観にしばらく見とれていたが、とりあえず、チケットを購入しなければならない。
「ロッキーズじゃ、少し節約だな」そんな思いで、あまり高い席はパスした。
さすがにすべての試合を1階席から見るのは予算が厳しい。
購入したのは、ロウアーリザーブド・インフィールドという3階席の3塁側で28ドル。
席の名前だけでは、ロウアーとあるので、1階席と間違えそうだが、3階席だ。
アナハイムの岩のモニュメント、サンフランシスコの巨大グローブ、オークランドのBBQといろいろあるのがメジャーのスタジアムだが、この球場にもそんな個性的なものがあった。
滝に噴水
センターバックスクリーンの前に、小さな滝と噴水があるのだ。おそらくロッキーマウンテンの自然を表現しているのだろが、びっくりした。
入場の際にもらったロッキーズの年間スケジュールが記載された冊子には、球場の席の価格も書かれている。
チケット代を見ていると、4ドルという表示に目が行った。ロックパイルと名前がついたこの席は、センター外野席の上から野球を見れる。シンプルなベンチシートではあるが、標高1600メートルからの景色と夏のさわやかな風は、価格以上に価値があるものだと感じた。
今日の夕食は、ホットドッグだ。
昼間とんかつ定食を食べていたが、試合が始まることには、お腹が減ってきたので、オニオン、ケチャップ、マスタードなどたっぷり乗せ食べる。ビールもうまい。
さあ、プレーボールだ。
松井稼頭央はセカンドで先発。ロッキーズの先発は、韓国人の金柄賢。下手投げでWBCで福留にホームランを打たれた投手だ。ロッキーズにいたのは知らなかった。
それにしても球場内のファンの入りがさびしい。大きなスタジアムで5万人以上を収容するが、かなり空席が目立つ。
初めは、3階席で見ていたが、回が進むと1階に降りて行き、空いている席で見ることができた。
この球場は、フェンスがかなり低くより選手を間近で見ることができる。
そのため、感想としては、1階席のいい席を購入しても損はなかった、というところだ。
試合は、メジャーらしい大味な展開。松井は3安打と活躍したが、ロッキーズのピッチャーが打ち込まれ、最終的には、大差がついてメッツの勝ち。ベルトランのホームランもでた。生え抜きスターのライトも3安打3打点、レイエスも1発と活躍。メッツは強い。
ついに、東地区のブレーブスの連覇が止まりそうである。
次はそのブレーブスのホームタウン、アトランタだ。