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   <title>デラホーヤ観戦記</title>
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   <updated>2007-10-05T17:45:49Z</updated>
   <subtitle>2007年デラホーヤ対メイウェザー戦の観戦記です。</subtitle>
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   <title>正式発表</title>
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   <published>2007-10-05T17:04:16Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:11:52Z</updated>
   
   <summary>2006年12月。 ついにデラホーヤVSメイウェザー戦が正式発表された。少々おお...</summary>
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      <name>三好</name>
      
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      2006年12月。
ついにデラホーヤVSメイウェザー戦が正式発表された。少々おおげさだけど、世界のボクシングファンが待ちに待った両者の試合だと思う。
      <![CDATA[<object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/l32KtZeXxLM"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/l32KtZeXxLM" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="350"></embed></object>

そして私もその一人。
ありきたりの表現だけど現在において屈指のカード！！５ヶ月も先の試合にも関わらず興奮せずにはいられなかった…恐らく発表を知った皆さんも早々に両者の比較や試合のシュミレーションを想像たくましく思い描いたのではないでしょうか？

年が明けてチケット料金が発表された。最高額のリングサイドはなんと2000ドル！！
いかにこの試合の規模が大きいかの表れですね。こんな席で見られる方々は羨ましい限りです…

そして庶民的な最安値が150ドル。
私にとっては例え最後列であっても、その試合に立ち合えるだけでも贅沢な150ドルです。

しかし、雑誌でも報じられたように発売開始から僅か３時間でアッという間に完売…しかも一般発売は16500枚のうちたった5400枚。

果たしてそのうち150ドルのチケットが一枚でも含まれていたのかと疑わずにはいられなかった…

あまりにも早い１月下旬の発売には不安を覚えました…なぜならば、デラホーヤには度々怪我による延期があったので。
インターネットを見る時は毎回が心臓バクバクものの緊張の連続でした。

売り切れ直後からチケットブローカーに問い合わせたところ、とにかく高額すぎて仰天しました！
このカードだから150ドル→800ドルくらいかな？と一人思い巡らしていたが甘かった…
予想を遥かに上回る額だったので、購入と断念の狭間で揺れました。
しかし諦め切れない心中も察してもらえるのではないでしょうか…？
値下がりを期待しつつも一向に状況は変わらず、見に行きたい願望が強く４月中旬にチケット購入に踏み出しました…値段はナイショです。想像にお任せしま～す！]]>
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   <title>決戦の地　ラスベガス</title>
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   <published>2007-10-05T17:18:15Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:18:15Z</updated>
   
   <summary>5月4日、午後にＮＷ航空で出発しＬＡ経由でラスベガスに着いたのは13:00時頃で...</summary>
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      <name>三好</name>
      
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      5月4日、午後にＮＷ航空で出発しＬＡ経由でラスベガスに着いたのは13:00時頃でした。機がゲートへ向かう途中に窓から見慣れたホテル群が見えると、心も次第に落ち着いてきました。
      というのも自身がラスベガスを訪れるのは数えること26回目だから。だからかな、友人たちから「後楽園よりもラスベガスのほうが近い三好さん…」と冷やかされるのは。アハハハ…ハァ。
もしボクシングに興味がなければ間違いなく一度も来ることは無かっただろうな…ギャンブルに全く関心がないから。あくまで自分にとってはボクシングの街、ラスベガスの代名詞でもある聖地ラスベガス！！

機内預けの荷物を待つ人々には目もくれず、片手にバッグひとつの自分は足早に通り抜けて一目散にバス停へ。
マッカラン空港から急ぎ市バスに乗り、次にトロピナーナ通りで乗り換え一路西へ行くと目指すＭＧＭグランドがある。その途中、ネバダ州立大ラスベガス校内のトーマス＆マックセンターが見えてくる。ここも何度もボクシングを見に足を運んだ会場で、看板では6.23ハットンVSカスティーヨ戦の宣伝を流していた。
ＭＧＭの前で下車といっても実際はホテルの駐車場前って感じ…とにかく駐車場もバカでかい。いったい何台の車を飲み込むのやら…
真っ昼間の日差しを浴びながらホテルの正面玄関は進めども進めども近づくのも一苦労…駐車場もバカでかけりゃホテルもケタ外れにデカいから歩くのも大変。
正面入口前にはリムジンや高級車、タクシー、シャトルバスがひっきりなしに入ってくる。まるで車の展示会にでも迷い込んだよう。
エントランスを入るとロビーには大勢に人達で賑わっていた。そしてロビー前の中心に設置されてるのがボクシングのリング。リングの中央に鎮座するのはジャングルの王者、黄金のライオン！周囲で写真に撮るフラッシュのためピカピカに光り輝いていた。
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   <title>前日計量</title>
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   <published>2007-10-05T17:20:36Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:30:25Z</updated>
   
   <summary>ロビーからカジノを抜けて奥へと深く進むと洞窟ではないかと錯覚するほど薄暗いので一...</summary>
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      <name>三好</name>
      
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      ロビーからカジノを抜けて奥へと深く進むと洞窟ではないかと錯覚するほど薄暗いので一歩間違うと、迷路のようなカジノで右往左往するハメに陥る…

      <![CDATA[<object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/T7thi7Fiw3s"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/T7thi7Fiw3s" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="350"></embed></object>

14:00から公開計量があるので(それでもトロトロと市バスを使ってたけど…)試合会場でもあるガーデンアリーナへ入ると既にファンでビッシリと埋まっていた。
リングを隠すようにカーテンで仕切り舞台を設置してあった。後方の席に陣取った私の横にはメイウェザーファンの陽気な黒人女性が座っていた。
30分遅れて始まった計量にリングアナウンサー、マイケル・バッファーの渋い声が響き渡った。まず最初に姿を現したのはメイウェザー！ひとしきり大ブーイングを浴びた彼は150ポンド。スピードを失わない為に軽くしたのかな…
続いてヤンヤの大喝采で迎えられたデラホーヤはリミット一杯の154ポンド。両者の腹筋の割れ方が異常に目立ってたなぁ…
締め括りは恒例(?)の舞台中央での睨み合い！！歩み寄って挑発するメイウェザーを堂々と受け止め見下ろすデラホーヤ。前哨戦はデラホーヤの貫禄勝ち。

あとは明日のゴングを待つばかり！

会場付近の売店も黒山の人だかりだった…皆が皆、グッズを求めて集まっていたのだ。自分にとって記念Ｔシャツは観戦に欠かせない必須アイテムなので長蛇の列に並んで購入した。自己満足から独りニヤけた表情をしていたら失礼…これで明日の準備もＯＫ！！

カジノからいきなりストリートへ脱出すると、あまりの眩しさにクラクラ～とするので要注意…
市バスに乗ってホステルのあるダウンタウンへ北上すると少～しずつ寂れた雰囲気に変わってくる。どこか閑散として活気もない…
幸運にも「ＵＳＡホステル」はバス停からすぐ近くだった。フロントでチェックインした時、Fedexを受け取ってようやく安堵感が沸いてきた…その中に何よりも一番重要なデラホーヤのチケットが入っているはずだから。
四人部屋には先客がいた。スイスから来たというトニー。どうやら遊びすぎて(？)お疲れモードらしくベッドで音楽を聴いていた。簡単な自己紹介をすると自分の英語力の貧弱さがホトホト身に染みる…あ～悲しや。
外出前にフロントで門限の確認をすると「ここを何処だと思ってんだい？ラスベガスだぞ！」そうだ、確かに野暮な質問だった…]]>
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   <title>前夜祭</title>
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   <published>2007-10-05T17:23:38Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:27:27Z</updated>
   
   <summary>Ｕターンして再びＭＧＭグランドに戻ると、 とっくにその夜の試合は始まっていた…急...</summary>
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      <name>三好</name>
      
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      Ｕターンして再びＭＧＭグランドに戻ると、
とっくにその夜の試合は始まっていた…急いだつもりなのに。
      <![CDATA[驚いたことに会場のカンファレンスセンターに入ると
メインイベントの世界戦だった…ギリギリ間に合って良かった。

が、第１Ｒから急展開！
王者カサレスの痛烈なワンツーで挑戦者ペレスは２度のダウン！！
第２Ｒに入り慌ててケータイで写真を撮るべく焦点を合わせてると周りの歓声が耳に入ってきた。
イヤ～な予感が頭をよぎりリングを見ると、

あ～やっぱり…

王者カサレスがＫＯしている光景だった。

トホホ…肝心のＫＯシーンを見逃して只々、呆然。
一試合だけで帰る物足りなさから後座を一試合見たが、
意気消沈のままトボトボと会場をあとにした。
因みに、その前に見た計量のほうが沢山いたような

<object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/K-kRUDBWIWM"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/K-kRUDBWIWM" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="350"></embed></object>

<object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/iudcGgHUiXg"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/iudcGgHUiXg" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="350"></embed></object>

<object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/8xjNcSINOOw"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/8xjNcSINOOw" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="350"></embed></object>]]>
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   <title>決戦の当日</title>
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   <published>2007-10-05T17:33:02Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:33:02Z</updated>
   
   <summary>いよいよ決戦の日！ 前日の長時間フライトによる疲れもあり、起きると時計の針は昼前...</summary>
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      <name>三好</name>
      
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      いよいよ決戦の日！
前日の長時間フライトによる疲れもあり、起きると時計の針は昼前を指していた…13時間も寝てたことになるなぁ。

      ガーデンアリーナの入口付近は特別なイベント独特のざわめきがあった。
その雰囲気とは対照的に場内に入るとシ～ンと静けさが漂うばかり…嵐の前の静けさのように。
前座が始まって間もない、この時間はまだガラガラ状態…ラスベガスはメインイベントにならないと客は集まらない。

淡々と進む前座に飽きはじめていると下段から登ってくるカップルが一際目についた。パッと見、外見は東洋人。どこか親しみを感じて声をかけてみた。
「Excuse me, are you Japanese ?」
いきなりの質問に戸惑いながらも「ハ、ハイ日本人です」
日本人と聞いていながらも続けて「Me too, me too ! Same !」と英単語を連発する始末…もう無意識のうちに舞い上がってたらしい。

ようやく冷静さを取り戻し、日本語で聞いてみると同じセクションの同じＧ列だった。後ろから５列目といったほうが分かりやすいかな…しかし恐るべき低い確率の偶然。12番に座っていた自分から離れて新婚さん夫婦は15,16番。日本語に飢えていたので間の客が現れるまで一緒に見る了承を得て隣の14番に移った。

彼らも揃ってデラホーヤ党と聞いて嬉しく思った！加えて意見の一致があったのはチケットの高額さ。
調子に乗って彼らの値段を聞いたのが大失敗…ちょっとショックだった、瞬きが一瞬止まるほどに。

セミファイナルの頃になるとさすがに席も埋まってきた。やがてビール片手に、それまでにアルコールも入ってできあがってる、ご機嫌の３人連れがやって来て何やらブツブツ…「俺は14番、俺は13番、俺は12番だな」その会話が耳に入ってドキッ。恐る恐る「僕も12番なんだけど…」と伝えると彼らも困惑顔…「何ぬかしやがる、俺のも12番なんだよ！お前のチケット見せてみろよ！」と迫られ、ある疑惑が能力に浮かんできた。(も、もしかして偽造チケット…か？)自分の正当性を証明するためチケットを差し出すと「お前のは12番じゃなく22番じゃねぇかよっ！」えっ？と目が点。よーくチケットを見ると確かに22番だった…またしても大失態。「Oh, I&apos;m sorry, I&apos;m sorry …」で事なきを得たが…彼らは酔ってなかったんだな。
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   <title>デラホーヤ</title>
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   <published>2007-10-05T17:36:56Z</published>
   <updated>2007-10-06T03:54:47Z</updated>
   
   <summary>1992年,バルセロナ五輪で金メダルを獲得しプロに転向。ゴールデンボーイというニ...</summary>
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      <name>三好</name>
      
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      1992年,バルセロナ五輪で金メダルを獲得しプロに転向。ゴールデンボーイというニックネームを引っさげて！
デビューから期待どおり連戦連勝を飾り、無敗のまま栄光の王座を戴冠した。そんなデラホーヤに惹かれ、観戦のため渡米するようになった。
      <![CDATA[<object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/GangdjJ-6LU"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/GangdjJ-6LU" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="350"></embed></object>

なかでも特に、速射砲の連打で鼻骨を粉砕したエルナンデス戦。
メキシコの英雄を血祭りにした<a href=http://jp.youtube.com/watch?v=HPNK47ksuro target=_blank>チャベス戦</a>。
本能剥き出しにし勝利への執念を見せた<a href=http://jp.youtube.com/watch?v=tXZ-Bvq-Lwo target=_blank>クォーティ戦</a>。
伝家の宝刀、必殺の左フックが炸裂した<a href=http://jp.youtube.com/watch?v=XSyLQmTa-HI target=_blank>バルガス戦</a>。
屈辱の左ボディに悶絶し叩きのめされた<a href=http://jp.youtube.com/watch?v=iHQPtG7M1cE target=_blank>ホプキンス戦</a>。
そして錆び付いていなかった左フックで葬った<a href=http://jp.youtube.com/watch?v=FQCVeMR2lXQ target=_blank>マヨルガ戦</a>と名勝負を繰り広げた。
どんなに一喜一憂したことか…
たぶん歴史上、これだけな猛者と闘ったファイターはいないだろう。
また新たに選んだ戦士の名はメイウェザー！！
デラホーヤを見に行く最後に相応しい相手が、世界一のスピードを誇るメイウェザーだ。

舞台は整った。
見渡す限りりっすいの余地もないほどのファンで埋まった。 
後ろを振り替えっても、一番後ろの列すら一つとして空席は見当たらない。
この日、リングアナのバッファーから紹介された有名人にはそうそうたる名前があった！ちょっと挙げてもハーンズはじめ、トリニダードやホプキンス、マイケル・ジョーダンにマジック・ジョンソン、さらにジャック・ニコルソンにレオナルド・ディカプリオなどなど…みんなが色めき立つのも無理はないなぁ。]]>
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   <title>THE WORLD AWAITS</title>
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   <published>2007-10-05T17:40:14Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:40:14Z</updated>
   
   <summary>会場の皆が一斉に立ち上がった。 静まりかえった場内にメキシコ、続いてアメリカ国歌...</summary>
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      会場の皆が一斉に立ち上がった。
静まりかえった場内にメキシコ、続いてアメリカ国歌の独唱が始まった。
ある人たちは右手を左胸に当てて聴き入っていた。
厳粛な雰囲気から一転して陽気な入場曲が流れてきた。
      一瞬、デラホーヤの入場を予感させたが花道に姿を現したのは挑戦者だった…
満面の笑みをたたえたメイウェザーはソンブレロを被り、
身に着けているガウンはといえば緑に白と赤。言わずと知れたメキシコカラーである。
もう違和感ありあり…誰しもが意表をつかれた。
たちまち、あちこちから笑いが漏れていた。
メイウェザーにとってはメキシコ系のデラホーヤをおちょくっているつもりなのだろう…
スクリーンに映し出されたメイウェザーの親父の表情が印象的だった。
「おいおい見ろよ、うちの息子も何を考えてんのやら…困ったもんだ」
とボヤいているように呆れ返っていた。

一方のデラホーヤは赤一色のシンプルなガウンでキメて登場した。
常に厳しい表情が試合への決意を窺わせていた。
リング上で右手を一直線に突きだす勇姿に熱狂する観衆を見ると、
現在のボクシング界でデラホーヤの人気に匹敵する者がいないのを実感する。
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   <title>至福の時</title>
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   <published>2007-10-05T17:41:45Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:41:45Z</updated>
   
   <summary>やはりビッグファイトはマイケル・バッファーのアナウンスを聞かずしては始まらない。...</summary>
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      <name>三好</name>
      
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      やはりビッグファイトはマイケル・バッファーのアナウンスを聞かずしては始まらない。 


      「Let&apos;s get ready to rumble ～ !!」
それに続いてあった両者の紹介を聞いた時、 観衆のボルテージは急上昇して最高潮に達していた。
ゴング直前、レフェリーから注意事項の説明を受ける際、 いつものデラホーヤは必ずといっていいほど天井に顔を向けて相手とは決して視線を合わさない。
しかし、この日は違っていた。目の前のメイウェザーとの間に火花が散っていた！
まさに一触即発。

場内にフラッシュが溢れる中ついにゴングが鳴った。「カァ～ン」

第１Ｒからスピードに勝るメイウェザーが主導権を握るかと思ってたが、意外や意外、実際にはデラホーヤがプレッシャーをかけていた。
メイウェザーは様子を窺うばかり…逆に体格差を活かして前にどんどん圧力を強めボディブローを連発するデラホーヤ！
観衆もその姿を後押ししているようだった。
一抹の不安があるとすれば、後方の席で見るのと間近で見るのではギャップに差があることだ。
内心はデラホーヤが優勢と感じつつも、実はメイウェザーのディフェンスにヒョイヒョイとパンチをかわされ一発もヒットしていないのではないか…？

その不安を払拭してくれたのが隣のファンだった。
「10R終わってデラホーヤが9R取ってるな！メイウェザーはたったの1Rさ…」
それを聞いてどんなに勇気づけられたことか。
気掛かりを言えば5Rにカウンターを喰ったデラホーヤが中盤から失速したことだ…12ヶ月のブランクに33才という年齢も影響してるのかな。

アッという間に12R終了を告げるゴングが響いた。
デラホーヤの勝利を期待しても確信があるわけではなかった…
マイケル・バッファーからの採点結果を聞き逃すまいと静まりかえる場内、一瞬の緊張。その直後、歓喜の声とブーイングが交錯していた。
それが２人の接戦を物語っていた。判定は2-1でメイウェザーに凱歌があがったのだ。
そして世紀の一戦は幕を閉じた
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   <title>一夜明けたラスベガス</title>
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   <published>2007-10-05T17:45:06Z</published>
   <updated>2007-10-05T17:45:06Z</updated>
   
   <summary>一夜明けたラスベガス。 まるで昨日何事もなかったかのように平穏に包まれていた。 ...</summary>
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         <category term="4.決戦の翌日" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      一夜明けたラスベガス。
まるで昨日何事もなかったかのように平穏に包まれていた。
昨夜の試合は現実だったのか、或いは幻想だったのか。
      夢から覚めたような感覚に陥った…
本当に終わってしまったのだと思うと急に脱力感に襲われてきた。

いわゆる燃え尽き症候群(？)かなぁ…

ランチを食べにＭＧＭへ行ってみると、既に試合用の電飾などの撤去作業が始まっていた。

ラスベガス最後の一日ということもあり食事後、ホテル巡り(？)をすることにした。南から北へと。まず始めはゴールドに輝くマンダレイベイ。ここでこけら落としとして開催されたのが「デラホーヤVSトリニダード」だった！

隣にはピラミッド型のルクソール。そこら中がエジプトの遺跡だらけ。

自由の女神をあとにモンテカルロを過ぎると、美しい湖面が一面に広がる。
イタリア北部、湖水地方のベラッジオだ。 

ここでの噴水ショーは優雅で心が洗われるようだ。

初めてラスベガスへ来た頃、この辺りはまだ砂漠だった…それが後々に湖が出現しようとは思ってもみなかった。

もうこの辺りまで歩くと足が痛い…地図では、たったの一ブロックでもニューヨークの一ブロックとは明らかに規格が違う。
どうみてもニューヨークの２～３倍はありそう。

だからパリスのエッフェル塔が視界に入っても、近そうで近くはない…さらに足の痛みが増すこと受け合い。

もう少し足を伸ばすと、古代ローマの彫像に飾られた神殿の趣きを漂わせる老舗のシーザースパレス。
昔はここの屋外特設リングで幾多の名勝負が繰り広げられた！
チャベスVSデラホーヤもここが舞台だった。
マニア(？)に必見なのはカジノ内でファイティングポーズを構える、世界ヘビー級チャンピオン、ロッキー・マルシアーノの彫像だ！！

そこから規格外の一ブロックを歩くと、ド迫力の火山噴火ショーで有名なミラージュだ。 

ストリートを隔てた向かい側のベネチアンにあるマダムタッソーのロウ人形を見ると仰天の一語！！
今にも声をかけてきそうな世界の著名、有名人が一同に勢揃い。
なかでも特筆なのはドン・キングを挟んでモハメド・アリと対峙するホリフィールド。
注目はタイソンに噛み契られた耳までが忠実に再現されてるところだ！

ＴＩまで来ると、もうストリップの外れ辺りになる。
シンボルマークの海賊の看板が見えてくると、 すぐに二隻の古めかしい海賊船が目に入る。
ここで水の精と海賊たちによる決戦の火ぶたが切られると次々と海賊船が爆発炎上、轟音が響き渡り沈没していく。

きらびやかな中心街を離れ、新興のホテル、ウィンを過ぎると、その名の通りサーカスが見世物のサーカスサーカス。カジノ内で無料のサーカスを見れるのが嬉しい。しばしの休息にもってこいですよ。

ラスベガスのどこからでも目に入るノッポなストラトスフィアは高さ280mもあり
ミシシッピー川より西では一番高いとか。
ここは特に自分にとっては鬼門だった…
といのは、 この高さのてっぺんにある、まさに恐怖のフリーフォール「ビッグショト」のためだ。
ラスベガスに行ってビッグショトに乗ってない者はモグリだと
友人たちからからかわれ続けていたから…
以前、汚名返上として挑戦したけどタワーの屋上に出ただけで足もすくむ思いだった。

360゜ラスベガスの夜が一大パノラマ。
初速70km以上で上昇し、今にもスポッと抜けて飛んでいきそうな感じ…
とにかく怖いです。
心臓が止まらなかったのが幸いでした。
ストラトスフィアからダウンタウンまではもう何もないので市バスを利用して帰った。 

終着点はフリーモントストリートのアーケードにある映像ショー。かまぼこ状の天井に映し出された幻想的な映像を見てると感激です。
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   <title>議論</title>
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   <published>2007-10-05T17:45:49Z</published>
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      <name>三好</name>
      
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      翌朝、マッカラン空港へ向かうため市バスに乗り込んだ。月曜ということもあり通勤客で混み合い始めていた。
      車窓から漠然と街並みを眺めていると、聞き馴れた単語が耳に入ってきた。「De La Hoya … Mayweather … 
5th Round … decision … lost …」どうやら見ず知らずの隣同士が昨日の感想をぶつけ合ってたらしい。更にそれを聞いていた別の人が加わり議論が白熱していた。日本人では見られないような場面で、アメリカ人を実感した。自分も加わりたい気持ちに誘惑されたが、英語力のなさと観に行った自慢に取られそうな気がしたのでそのまま車窓を眺めていた…そのうち議論を交していた人たちも各々の停留所で降り、各々の場所へ去って行ったのだ。そしてこの自分はこれから日本へ…この砂漠の地で得た想い出とともに。離陸する機中から見えるラスベガスがどんなに名残り惜しいことか…

「Good bye Las Vegas」そして

「Special Thank you for De La Hoya！！」
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