蒸気機関車@ミニッツメイドパーク(1)
同じテキサス州でもダラスからヒューストンまでは500KMの道乗り。
そのため、夜明けとともに出発するはめになる・・・
車に乗り、フリーウェイに入る。朝早く高速道路は薄暗いが、4車線ある道は渋滞だ。
「通勤ラッシュかな・・・」、そう思いながら渋滞する車をみると、やはりアメリカ、車が大きい。
同じテキサス州でもダラスからヒューストンまでは500KMの道乗り。
そのため、夜明けとともに出発するはめになる・・・
車に乗り、フリーウェイに入る。朝早く高速道路は薄暗いが、4車線ある道は渋滞だ。
「通勤ラッシュかな・・・」、そう思いながら渋滞する車をみると、やはりアメリカ、車が大きい。
アストロズの本拠地であるミニッツメイドパークまでは、ダウンタウンから歩いて10分ほど。
ダウンタウンも薄暗くなり、人通りもまばらになってきたので、球場へ向うことにした。
球場の近くまで行くと、なにやらファンらしき人物に声をかけられた。昨日の今日だったので、すぐに「あ、チケットだな」と思った。
慣れとは怖いもので、日本にいるときは、早起きなんて無縁だったのが、アメリカに来ると朝の4時半起きが当たり前の生活になっている。それでも、睡眠時間は短いため、眠い・・・
ヒューストンは名残惜しいが、次はフィラデルフィアへ。
午前6時半の飛行機に乗り、3時間(時差1時間)で到着。外は、大雨。昨日、ネットでチェックしたところ、どうやらハリケーンが崩れたか、ハリケーンにならなかった熱帯低気圧の影響らしい。
これは、どう考えても野球ができるような天気ではない。
時計は午後5時。まだダブルヘッダーの第一試合がやっているため、中には入れない。試合の進行も8回表とどこか行くには微妙な時間だし、このスタジアム周辺は全く何もないので、仕方なく、スタジアムについているスポーツバーで時間を潰した。
開催日:2006年9月3日
対戦カード:ボストン・レッドソックス対トロント・ブルージェイズ
場所:ボストン フェンウェイパーク
観衆:3万5719人
観戦した席:SEC:GS22 ROW:8(1階席グランドスタンドバックネット裏)
自分にとって、今日からがある意味、本番になる。自分は、レッドソックスのファンであり、この旅をプランニングする際も、できるだけレッドソックスを追えるよう作った。アウェイの試合でも、負ければ、冷静ではいられないし、どの球場へ行っても途中経過はまずボストンをチェックする。
今日からは、本拠地ボストンでの試合になり、ここで負けるというのは、自分の中では有り得ない。
全部勝て!そんな気持ちだ。
特に最近は主力の離脱といえ、負けこんでいる状況で、プレーオフが危うい。まさしく負けられない戦いが始まる。
それにしても、たまたま、TVを見てたので、今日の試合時間の変更を知れたが、こんな急な試合時間の変更は、日本じゃ有り得ないな~と思う。今回は、たまたま、2時間遅れたので、早く来れば問題ないが、たまにナイターが昼に変更になることもあるのを思えば、日本的な常識でくると、痛い目にあうこともありそうだ。
開催日:2006年9月4日
対戦カード:ボストン・レッドソックス対シカゴ・ホワイトソックス
場所:ボストン フェンウェイパーク
観衆:3万6206人
観戦した席:SEC:GS9 ROW:17(1階席グランドスタンド1塁側)
レッドソックスのファンになったのは、2003年のシーズン。ファン歴は、今年で4年目と浅いが、きっかけは、3年前にフェンウェイパークで観戦したことだった。それ以来、毎年、ボストンには観戦しに来る。
今じゃ、レッドソックスの勝ち負けで1日のテンションが変わるぐらいの大ファンになってしました。
(負けた日は、1日寝てたいという感じ・・・)
とにかく、このスタジアムで観戦できるのは本当に幸せだ。このために、1年働き、エコノミーで日本から15時間掛けてくるといっても過言ではない。
そんなんで、毎年ボストンには来てたが、実は、まだ観光はしたことがなかった。
時間もそんなになかったが、正直、フェンウェイパーク(レッドソックス)で十分だった。
でも今回は4日間も滞在でき、昼は時間がある。昨日とはうって変わって快晴。
日本じゃ、歩くなんてまず有り得ないし、近くのコンビニも車でいくのだが、この天気じゃ、少し散歩もしてみたくなる。
開催日:2006年9月5日
対戦カード:ボストン・レッドソックス対シカゴ・ホワイトソックス
場所:ボストン フェンウェイパーク
観衆:3万5912人
観戦した席:SEC:FB 32 ROW:M(1階席フィールドボックス1塁側)
昨日は、この旅の中で最高の夜だった。思い出すだけでもニヤっとしてしまう。
「この興奮はフェンウェイだけだな・・・」
本当にそう思いながら、外を見れば、今日も快晴。
今日の試合は夜だし、昼間は時間がある。
ボストンでは「クジラ」を見るホエールウォッチングがあるというのは、前から知っていた。
実は、昨年も時間があれば、クジラ・・・と思ってたら、カトリーナの影響で、いけなかった。
今年こそは、という、リベンジ(?)のような気持ちがあったので、いってみることに。
開催日:2006年9月6日
対戦カード:ボストン・レッドソックス対シカゴ・ホワイトソックス
場所:ボストン フェンウェイパーク
観衆:3万5923人
観戦した席:SEC:FB 38 ROW:M(1階席フィールドボックス1塁側)
小さな頃は、日本のプロ野球が大好きだった。その時は、純粋にプレーや選手を見に球場に足を運んでいた。それほど、球場とかファンとか考えることもなく、過ごしてきたが、ボストンでは、すばらしいファンがあって、すばらしい球場があって、選手が応えるという、いい関係があるような気がする。
これだけの人気球団で3万6000人の収容人数の球場は明らかに小さい。
(ヤンキースは5万7000人ぐらい)
ビジネスのみに走るのであれば、新球場を作るということにもなりそうだが、ファンが絶対にそれは許さない。
ボストン滞在の最終日になった9月6日。天気はあまりよくなく、今にも雨が降り出しそうな感じだ。昼間は、もう少し観光をしようと思っていたので、少し早めに行動を開始。
どこの都市でもある「ダックツアー」に参加。26ドル掛かるが、市内の名所を1時間半ぐらいで回れてる。途中のチャールズ川では、車がボートに変身(?)し、そのまま川に入っていく。川からみるボストンの町並みもまたいい。
ツアーの後は、ダウンタウンをちょっと見ながら、チャイナタウンでランチ。
香港小食というお店の海老ワンタン麺をおいしくいただいた。
開催日:2006年9月7日 1時10分
対戦カード:シカゴ・カブス対ピッツバーグ・パイレーツ
場所:シカゴ リグレーフィールド
観衆:2万7105人
観戦した席:SEC:517 ROW:7(2階席アッパーデッキリザーブド)
さよなら愛しのボストン。毎年そうだが、この都市を離れるときは、本当にまだいたい、と思わされる。
最後の負けでいままのでうっぷんをはらした、とまではいかなかったが、やはりフェンウェイパークでの観戦はいろいろとパワーをもらえたような気分になる。
今日で旅行日程の折り返し。これから後半戦となるが、また心機一転、スタートを切れそうだ。
次は、シカゴ。
ボストン発の飛行機の時間は、午前7時だったので、この日は久しぶりの朝4時起き、ボストンでのんびりできた4日間が早くも恋しい。
この早い時間では、地下鉄の空港行きはまだなく、タクシーでの移動。道も空いていて15分で空港に着いた。
シカゴのスタジアムは、地下鉄の便がよく非常に行きやすい。リグレーフィールドはダウンタウンの「Washington」駅からレッドラインという地下鉄に乗り「Addison」駅で下車。スタジアムは目の前。
空港からいく場合は、地下鉄のブルーラインの「Addison」駅(注意!レッドラインの同名の駅とは違う)で降りてバスを利用したほうが全然早い。
ホワイトソックスのスタジアム、USセルラーフィールドは、レッドラインで「Sox-35th」駅で下車し、スタジアムはこちらも目の前。
リグレーからいっても30分ぐらいの距離。ダウンタウンからなら近い。
さて、試合前にお腹が減ったので、リグレーフィールド近くの日本料理屋「白い花」でお寿司を食べた。結構食べて10ドルでお釣りがきた。味もなかなかで、満足。
外に出るとファンが結構集まってきた。
開催日:2006年9月7日 7時05分
対戦カード:シカゴ・ホワイトソックス対クリーブランド・インディアンス
場所:シカゴ USセルラーパーク
観衆:3万4671人
観戦した席:SEC:522 ROW:12(3階席アッパーボックス)
カブスの試合が終わって、次は、ホワイトソックスの本拠地USセルラーフィールド。
ホワイトソックスは昨日までボストンで3連戦を見ていたので、これで4連戦め。
明日も見るので5試合連続での観戦だ。
試合前に夕食を食べておこうと、ダウンタウンで探す。
シカゴ名物のディープディッシュピザをいただくことにした。
ボールパークツアーはすべてのスタジアムでもやっているわけではなく、意外なところでは、メッツの本拠地はない。フェンウェイパークやヤンキースタジアムというスタジアムとして人気が高いところ当然毎日のように行っているが、カブスの本拠地のリグレーフィールドのツアーは、年間でかなり開催する日数が少なく、試合を見ることを中心に日程を考えるとかなり難しい。
カブスは今日からロード、かつたまたまツアーの開催日に重なった。
試合は、午後7時35分開始とやや遅め。
窓口に着いたのは、1時間前ぐらいだった。金曜日の試合ということも影響してか、入場口付近は人で溢れている。
今日のホワイトソックスは、プロモーションデーで、緑色の帽子を無料配布。
帽子をくれるなんて太っ腹だ。通常の黒バージョンではないが、こんなのは本当にうれしい。
今日からは複雑な日程になる。いまさら、という感じだが、中地区のチームはシカゴを拠点に日帰りでいけるところがある。その代表的なのがミルウォーキーだ。ここはシカゴから、列車で片道2時間。今回の旅行日程には、ミルウォーキーも入れた。日程的には、シカゴ→シンシナティ→ミルウォーキーになる。
これだけ長い旅になると荷物の移動が馬鹿にならない。
なので、シカゴでホテルを、11日まで取り、シンシナティのときは、荷物だけを置かせてもらい、また同じ
ホテルへ戻り、シカゴを拠点にミルウォーキーに行くことにしていた。
そのため、シンシナティ行きの荷物は、ほとんどなし。楽でいい。
さて、シンシナティへは、空路で1時間15分。時差が1時間ある。
子供の頃、日米野球でみたシンシナティ・レッズの強さは今も忘れることはできない。
今回の旅行では既に、サンフランシスコで見ているが、このチームはどうしてもホームで見たかった。
そのため、わざわざ旅行日程にシンシナティを入れたというわけだ。
この日は、土曜日ということもあり、1階席のいいところはほとんど完売状態。
迷った挙句、購入した席は、バックネット裏の3階席。
早朝、シンシナティからシカゴへ戻る。シカゴは雨でかなり寒い・・・
今日は、シカゴからミルウォーキーへ行く。
アムトラックの特急で約1時間半と意外と近い。
ガイドブックを見る限りでは、特に何もないような街だったが、シカゴからこんなに近く、しかも何もないような田舎なのに国際空港があり、更にNBAのチームまである。逆にそこに興味が沸いた。
今日のフライトは午前7時15分。次の都市はセントルイスだ。
シカゴからセントルイスは1時間とあっという間。少し寝たいぐらいだったが、寝るまでもなく到着してしまった。
セントルイスは、空港からダウンタウンまで地下鉄が走っている。メトロリンクというのだが、約30分で1.75ドル。
今日の試合は、実は結構楽しみなカードだった。
地区1位のカージナルスと3位のアストロズ。ゲーム差は少し離れていたが、この時期の同地区対決は見ものだ、と思っていた。
アストロズも勝てば、ゲーム差を縮められるし、これはわくわくするようなスリリングなゲームを期待してしまう。
さて、中地区のチームめぐりも今日のクリーブランドを残すのみになった。
セントルイスを発ったのは、お昼過ぎ。久しぶりののんびりとした朝だった。
そんなんで、クリーブランドに到着したのは、午後2時半。
残念ながら天気も良くなく、小雨である。
今日は、インディアンスの試合がナイターで予定されているが、この雨では、開催が難しいか、と思うぐらい降っていたので、取り合えず、ホテルで様子を見ることにした。
今日からは、またレッドソックスを主体とした観戦になる。
こうなると、結果次第で、相当落ち込むので、楽しみ半分と・・・まあ、勝てばいいということ。
初めて行くボルチモア。
今回の旅の中で一番情報がない街だった。そんなんで、久しぶりに飛行機の中で少し緊張をしていた。
クリーブランドからボルチモアまでは1時間ちょっとのフライト。
空港に到着して、情報収集に力を入れる。
オリオールパーク・アット・カムデンヤード。
ボルチモア・オリオールズの本拠地だ。ここのスタジアムは、実際に行った人から聞く評判が良かったため、かなり期待していた。
朗報も1つ。今日のレッドソックスの先発は、ナックルボーラーのウェイクフィールド。
この投手ほど、生で見なけば、すごさがわからない投手も少ないと思う。
昨年、ボストンで見たときの、彼のナックルボールは強烈だった。
怪我からのカムバック。楽しみだ。
朝起きると、外はかなりの雨。
毎日のように朝食で食べるベーグルにもすっかり慣れて、あまり硬さを感じなくなってきた。
ここまで、アメリカに来てから今日で22日目。毎日の観戦を続けていたのも、この雨では難しいかな・・・と少し残念のような気持ちになる。
とはいえ、この時期のメジャーリーグは、日程の関係もあり、なかなか延期はならないことも多い。
こんなことは、先日のフィラデルフィアでも味わったので、夜はやる可能性もある。
そんなこんなでとりあえず、街にでることにした。
この旅もいよいよゴールが見えてきた。残すところは、ニューヨークとロサンゼルスとなった。
当初の予定では、ボルチモアが最後の都市でそのまま日本へ帰国する予定だった。
しかし、ヤンキース対レッドソックス戦が9月15日、16日、17日と組まれている日程の誘惑に負け、延泊することにした。
ヤンキース戦、これはやはり、レッドソックスファンとしては、一度、見ておきたいものだった。
昨日までの雨とは一転、今日は、朝から天気が良かった。
メジャーリーグのスケジュールのすごいところは、雨で延期の試合は、9月にがんがん組み込まれ、今日からは2日で4試合のヤンキース対レッドソックス戦になる。
プレーオフの関係で、これ以上、両チームとも開催日のゆとりがないため、このようになるのだが、2日で4試合なんていうのもまたメジャーらしい。
この超人気のカードは、チケットは即日完売になる。
ただ、当日券を期待している自分は当然チケットなし。
当日券をもとめて、試合開始の2時間前にはスタジアムの窓口に向う。
第二試合は午後8時のプレーボールになった。
第一試合が終わったのが、午後5時前なため、3時間ほど時間はある。
ちょっと中途半端なため、近くの中華料理系のお店にて、弁当をテイクアウトし、公園で早めの夕食。
スタジアムの外で食べると、スタジアム内の物価の高さに改めて驚く。
とにかく、食べ物、ビール類は高く、家族4人で観戦したら、軽く2万円はかかりそうだ。
6時にはゲートが開いたので、早めにスタジアムへ入ることにした。
今日も昨日同様のダブルヘッダー。
金曜日の順延の試合がデーゲームに組み込まれたため、なかなか経験できない2日間連続のダブルヘッダーを見ることになった。
よくよく考えると昨日は、朝の11時には、スタジアムに到着し、2試合目が終わった時間が午前12時前ということは、12時間以上スタジアムにいたことになる。
今日もダブルヘッダーということで、12時間ぐらいになるだろうと思うと、実に貴重な体験だ。
さすがに、この伝統の一戦も、2日間の4試合目になると、テンションも落ち着いてくる。
特に、胴上げを阻止してくれたので、一度、スタジアムの外に出ると、なんか一仕事を終えた感が全身に走り、もう見なくてもいいかな、なんて思ってしまったが、それでも試合開始の前には、やっぱり見たいとなり、窓口へチケットを購入した。
いよいよ、あと2日となったこの旅行。
残すは、ロサンゼルスとサンディエゴの2都市2球場となった。
ニューヨークからロサンゼルスまでの飛行時間はなんと6時間。
時差の関係で、午前7時発で現地着は午前10時だが、長いフライトに改めてアメリカの大きさを感じる。
サンディエゴへは、日帰りの予定になっていた。
そもそも試合開始はデーゲームの予定だったので、1試合まるまる見ても余裕でロサンゼルスに帰ってこれるはずだったのが、急遽の開催時間変更でナイトゲームになってしまった。
今日は、いよいよ帰国。
最後の朝は、サンタモニカからベニスビーチまでかけて海岸線をゆっくり歩いている。
8月24日、このロサンゼルスから始まった旅も無事に終わろうとしている。
旅行期間30日、訪問都市18、ボールパーク21、観戦ゲーム数30、日本からの移動を含め移動回数17。
とても内容の濃い旅をすることができた。